坂戸2の現場
外壁が張られました

白をベースに茶系のアクセントで仕上がっています


明かり採りの高所窓を中から見上げるとこんな感じです

両サイドの窓は横すべり出し窓になっているので、
明かりだけでなく風通しも抜群です

どうやって開けるの?と思ってしまいますが、
高所用の窓なのでチェーンが付いています

(今は見えないけど、きっと・・・


内部は、断熱材の敷き込み中です
まだ敷き込んでいないところは「透湿防水シート」が見えています(白い部分です)
透湿防水シートは断熱材の外側に貼り、
水は通さないが水蒸気(湿気)は通す<壁内の湿気を屋外へ排出する>性質があります

また、断熱材には内側に「防湿フィルム」が付いていて、
これは透湿防水シートとは全く逆の水蒸気を通さない性質をもっているので
壁内の湿気をせき止めます
この2種類のシートが壁内の結露を防いでくれます

ちなみにこちらの現場のサッシは断熱仕様で
外側はアルミ、内側は樹脂の複合窓(ガラスはLow-E)なので、
結露の心配がほとんどありません

(いいなぁ・・・



内部はまだまだこれからですが、
今後はラス板が取り付けられて、石膏ボードが張られたあと
クロス貼りへとすすんでいきます

まだまだ楽しみがいっぱいです

ガルバリウム鋼板の屋根が葺かれました

近くからだと屋根が見えにくかったので、
少し遠いところから

モスグリーンでした

この色は日射反射率が高めなんだそうです


内部には制震ダンパーが設置されていました

日立オートモティブシステムズ(株)が開発した
「減震くんスマート」を用いた住宅制震工法である
「Hiダイナミック制震工法」を採用しています

本震だけでなく、繰り返しの地震にも効果を発揮し、
建物の揺れ幅を最大約70%軽減します

オイルダンパー+接続合板パネル+取付金物から
構成されていて、60年間メンテナンスフリーで、
低コストで設置可能です


こちらの現場は4箇所に設置しています

オイルダンパーの「減震くんスマート」です


接続合板パネルは上下ともしっかりと取付金具で固定されています
接続合板パネルはJAS認定されている「ネダノン」という構造用合板で
厚さ28mmを使用しています

ネダノンは、床用の構造用合板としても知られ、
根太や火打を入れなくても良いほど耐震性能に優れています


この制震工法は、新築だけでなくリフォームにも対応可能なので、
地震対策を考えている方には一案として良いかもしれません

次はどんな外壁になるのか楽しみです

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